世界とつながっていなくて 切り離されていく。
ずっとずっと 奥で隠れていた 黒いもやもやが上がっていく。
明日 この世から居なくなったらという考えに 頭が支配される。


すぅっと音もなく 消えてしまいたいと思う。
消えてしまえたら 明日はどんな世界になっているんだろう。


眠って もう2度と目覚めませんようにと願った日の
感情が思い起こされる。


死んだら 死ねたら 消えてしまえたら 私が居なくなったら
そんな思いがぐるぐると頭を巡る。


ああ 懐かしい。
世界から切り離されていく 遠くなっていく感覚・・・。
私が死んでも 世界はちっとも変わらないよね。
きっと きっと 変わらないよね。


いつのまにか なくなっていくもののように 音もなく 誰にも気付かれずに・・・
砂がさらっていくように 私も消えたい



2018. 3. 5 yuppei



.