個展「意識の旅」













1カ月の個展が先月末で無事お開きとなりましたー!
1カ月ってすごく早いんだな、と実感しました。


地元のパン屋さんでやったということもあり、常連さんはもちろん、中学の同級生や、ご近所の方、幼稚園の時の先生、工作教室の先生、絵画教室の先生が見に来てくれました。
懐かしい、というのと、覚えててくれたのが嬉しい、という気持ちになりました。
また機会があれば絶対に第2回も3回もやりたいです。


地元は堺市南区、梅田や難波からしたら、とても都会とは言えませんが、それでも遠方から足を運んでくださった方々も居られました。
感想ノートに寄せられたたくさんの言葉が、次の制作の糧となっています。
ありがとうございます。
ノートの隣りにペンを何色か置いていたのですが、黒色を置いておくと、黒色を使う率が高かったので、途中から黒は没収しました(笑)
文字がカラフルに綴られていると楽しくなります。


絵を描いている時、何かをポロポロと失っていくような気がするのに、作品が出来上がると、何にも変えられない喜びがあるし、
それを発表して、たくさんの人の目に触れるようになると、もっと嬉しくなります。今回の個展で得たものはたくさんあります。


今回の個展で、武慎太郎さんという方に出会いました。
中学校の教師をされていた武さんは、ほとんど自費出版で、「言葉のしずく」という教育雑誌を発行されています。
先生たちの、学校や生徒や自分自身のお話が詰まっています。
その第2号の表紙に、私の絵が載ることになりました。
すごく喜ばしいことです。
もっとたくさんの方々に絵を見てもらえるかもしれない。
一歩が大きすぎてまだ実感が湧きません…! (はわわわ;)


そして、展示していた作品の中のひとつ、「わた」が先日お嫁にもらわれて行きました!
この絵↓


同級生の女の子のご両親が受け取ってくれました。
問合せの電話が来るなんて予想もしていなかったので、あたやふたやしてしまいました。
これも大きな一歩だったので、どんな喜び方をしたらいいのかいまいちわからない! すごい嬉しい!
作品に値段を付ける以上、作家を目指すものとして覚悟が必要だと感じました。



そんなこともあって、この1カ月間とても充実したものとなりました。
DMを受け取ってくれた皆さま、見に来てくれた皆さま、絵を1カ月も預かってくれたパン屋の旦那さん、奥さん、そして応援してくれた両親に、お礼を言いたいです。
ありがとうございました!


もっといい作品をつくりたいです。
私の先を行く人たちに、追いつきたい、と思っています。



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