水ビー玉


F6号(41.0×31.8cm)
キャンバスにアクリルガッシュメディウムその他



未来へ対する、不安と期待と自信、そして覚悟。
飛行機は模型で、少女はそれを操縦するパイロット。
ビー玉は、何かを得るたびにぽろぽろと失っていくもの。


水面に水滴を垂らすと、粒になった水が一瞬ころころと転がる時がある。
この前、ヤクルト用の細いストローをコップに入れた水に入れたり出したりしてたら、転がり易くなるというのを発見した。
ずいぶん昔に見つけたのだけど、勝手に「水ビー玉」と呼んでる。


上手く滑れたと思ったら、途端に水面に消えてしまう。
そんな儚さも意味として込めています。
後ろ向きな絵です。




こぼれてく
きらきらと輝いて
水面走って希望を連れて
どこまで



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